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気まぐれ日記

 

 名前の通り不定期の更新です。

05年12月31日
今年も残すところあと数時間となった。いろいろあったけれど良い年だった。毎年、この時期になると一年前に立てた目標を振り返り、新しい年の目標を考える。これも年が変わらないとできないことなので、四季がめぐり、365日経つと新しい年が始まるって、宇宙って本当に良くできてるなと思う。たとえどんな大変なことがあっても、新年が来ると「ああ新しい年だ。今年こそは良い年にしよう」って思えるものね。
ちなみに、年初に立てた目標は、大抵この時期になるとすっかり忘れている(笑)。日記を引っ張り出してきて読んでみると、05年の目標はただひとつ、「あせらない、あわてない」と書いてあった(笑)。例年、少なくとも5つくらいは立ているのに、今年は珍しい年だったようだ。まあ「あわてないこと」は私の長期的課題のひとつなので、これをそのまま来年の目標にしても良いくらいだが(笑)、それではつまらないので、きっと今夜はじっくり来年のことを考えるだろう。
それにしても、どんなにいろんなことがあっても、最後に「ああ良い年だった」って思えるのは本当に幸せなことだ。宇宙と周りの人に感謝して、心穏やかに新年を迎えたいと思う。


05年12月26日
昨日今日と、二日連続で札響のバックで第九を歌った。やっぱり年末は第九ですよねー。昨年もサンフランシスコで歌うはずだったのだが、風邪でダウンして本番に出られなかったので、今年ようやく念願がかなってうれしい。おまけに去年はアマオケのバックだったが、今回はプロの札響である。本番も良かったが、本番前日のオケ合わせが実はとても楽しかった。練習でオケの後ろにいると、客としてコンサートをただ聴くときよりも、それぞれの楽器の役割がよく見えるし、指揮者の狙いも何となく分かってくる。今回指揮をされた高関健さんは、とても温厚で素敵な方で、練習中にもその人柄が伝わってきたし、指揮者の役割の大きさというのも今更ながらよく分かった。あれだけの人数のオケを乗せるにはカリスマ性も必要だろうし、何たってあの長いシンフォニーをまったくの暗譜で振るんだから、指揮者って本当にすごいですね。私の夢は実は合唱よりも、アマオケでフルートを吹くことなのだが、この二晩でまた私の「オケに入りたい病」に火がついてしまった(笑)。ま、来年の夢ということにしておきましょう。


05年12月25日
Merry Christmas! 1年で一番暗いこの時期、みなさんに内なる光が降り注ぎますように。私からのクリスマスプレゼント・・・という訳ではありませんが(笑)、2月に東京で行うワークショップの詳細が決まりましたのでアップしました。皆さんの参加をお待ちしています。
札幌はイブの昨日から雪で、文字通りのホワイトクリスマス。外で雪がしんしんと降っていると、眠りが深くなるような気がするのは私だけかな?今夜も良い夢が見られますように・・・おやすみなさい。


05年12月22日
今日、臨床心理士資格試験の合格通知が届いた。あの資格制度には、実は言いたいことがたくさんあるのだが、まあこれで一応日本での公的な肩書きもできたことになるので、まずは良しとしよう。やっぱり医者でも、アメリカの医師免許を持っているだけで日本で開業するのはちょっとまずいものね(笑)。でも私はカリフォルニアの心理士資格に誇りを持っているので、たぶんこれからも「臨床心理士」ではなく「心理セラピスト」と自称するだろう。ともあれ、日本のカウンセリング業界を少しでも良くするため私なりの貢献ができればいいなと思う。


05年12月18日
とても寒いので、行こうかどうか迷ったのだが、結局今夜札幌kitaraホールのクリスマス・オルガンコンサートに行ってきた。本当ならばこの時期は、ヨーロッパの古い石造りの教会で、室内楽のクリスマスコンサートなどを聴けたら最高なのであるが、もちろんそんな訳にはいかない。でも、ヨーロッパの教会も顔負けの立派なパイプオルガンを備えたホールがあるだけでも幸せなことだ。コンサートの曲目は、バッハやギルマンなど、私の大好きなオルガンの教会音楽で、目をつぶればまるで中世の教会にいるようで、とても楽しめた。さらに楽しんだのが、コンサート終了後に眺めた中庭の巨大なクリスマスツリーである。こんもりとかかった雪の美しいこと。子どもの頃、我が家の小さなクリスマスツリーには、雪の飾りつけとして白いわたが沢山入っていたが、これは正真正銘本物の雪である。純白でふわふわして、飾りのオーナメントともよくマッチしていて、「ああ、本物のクリスマスツリーだ」と何だか感動してしまった。雪国に住む幸せはこんなところにもある。寒い帰途も、音楽とクリスマスツリーのお陰で少し温まった気がした。良い夜だった。


05年12月16日
今年はじめに帰国してこのかた、数ヶ月に一度渡米して活動しまくり、後は札幌でじっとして半分ひきこもりのような生活を楽しんでいた私のライフスタイルに、最近徐々に変化の兆しが見えてきた。札幌でもひょんなことから新しい出会いが増え、新しく知り合った人の家に招かれたり、一緒に遠出をしたりする機会にこのところ立て続けに恵まれた。来年はもっと自分の専門を地域社会に還元する活動を増やそうと思っているし、私も札幌に少しずつ根を下ろしつつあるなあという気がする。アメリカでも結局は根無し草だったし、それ以前も数年ごとに転勤で日本国内を転々としていた私は、どこかにじっくりと腰を落ち着けて暮らすという経験がこれまであまりなかったので、なんだかうれしい。おまけに、定住する場所として、札幌くらい良い場所もなかなかないしね。
ただ、ここ数日の寒さだけはほんとに困る。12月としてはありえないほどの低温に、毎日呆然としているが、おかげでマイナス5度くらいだと、結構あたたかいなと感じるようになってきた。私も徐々に鍛えられていると言えるかもしれない(笑)。


05年12月9日
かねてからの懸案だったPTSDとトラウマに関するページをようやくアップした。これを機に、トップページのリンクフレームも多少リニューアルしてみた。いかんせんパソコンに関してはまったくの素人で、いつも手伝ってくれている家族が今ちょっと留守なので、新ページ作成はまったくの試行錯誤だった。ブラウザによっては見出しと本文の位置がすごくずれてるかもしれませんが、どうぞお許しを。あまり見苦しい場合はご一報いただけると幸いです。また、まだタイトルのみでコンテンツがないページもありますが、徐々にアップしていきますので、どうぞ気長にお待ちくださいね。


05年12月7日
今夜の札幌の最低気温はマイナス5度である。ここ5、6年、最低気温が10度を切ると寒い寒いと文句を言うような場所に住んでいた身には、この気温の低さが身にこたえるのだが、ある意味すごく新鮮でもある。いまだに仰天してしまうのは、札幌市民の薄着ぶり。この冷凍庫の中のような気温でも、胸元のあいたシャツを着たりミニスカートをはいたりして夜道を歩いている女の子がいるので、目を丸くしてしまう。帽子をかぶっている人もまだ数えるほどである。昼間コートも着ずに歩いてるサラリーマンもたまに見るし。人間ってどんな環境にも慣れるものだとは思うが、基本的に札幌の人はおしゃれなので、着膨れるのはきっとプライドが許さないのだろう。そんな中すでに長いコートをひきずって、帽子をしっかりかぶって歩いてる私はまるで観光客のようであるが、暖かさには代えられない。来年当たりになるとさすがの私ももっと身軽になるのだろうか。でも今はまだぜんぜん無理です。そういえば昔札幌で記者をやっていたとき、雪の夜の火事現場取材はつらかったなあ。この冬はあんまり火事や事故が起きませんように。


05年12月6日
つい先日、落し物魔を返上する決意をしたばかりなのに、またやってしまった。昨夜街へ出て、帽子をどこかに置き忘れた。心当たりをすべてあたってみたが、今回は航空券のようなラッキーはなし。アメリカで買ったお気に入りだったのにがっかりである。寒がりの私は氷点下の札幌で帽子なしではまったく暮らせない。かといって好きな帽子を求めてうろうろ買い物するのも面倒だったので、今日毛糸を買ってきて、帽子を一気に編んだ。見た目は結構かわいくできたのだが、本を見たわけでも誰かに習ったわけでもなく、まったく適当に作ったので、少し私の頭にはきついサイズになってしまった。これではかぶるたびに髪がボサボサになるに違いない。まあ暖かいことは暖かいので、これで良しとしよう。しかし、ベートーベンの第九を聴きながらの編み物って、いかにも冬の夜って感じで、なかなか良い時間だった。これも落し物をしたおかげとも言えるが、これからは本当に落し物には気をつけよう(笑)。


05年12月4日
ぼやっとしてたら、あっという間に師走も4日目になってしまった。時の流れの速さにびっくりである。今日はシュタイナー保育園のバザーに行き、おいしい玄米おにぎりを食べたり、ふわふわの羊毛やきれいな色のシルクなどを眺めたりして幸せな気分になった。小学生の男の子が会場にあるピアノでクリスマスソングをいくつも弾いてくれたのだが、それが終わった後いきなり見事なショパンを弾き始めたのには驚いた。まさかバザーの会場でこんな本格的なピアノを楽しめるとは思ってもみなかった。若い才能に接するって、とてもわくわくすることである。その子の名前も何も知らないけれど、将来が楽しみだ。札幌から世界に羽ばたくピアニストになってくれるといいな。


05年11月30日
昨日、昨夜の残念な出来事について記したが、昨日は実は、とてもラッキーなこともあったのである。それをうっかり忘れるところだった。
所用で数日上京していたのだが、昨日羽田へ向かう電車の中で、帰りの航空券が見あたらないことに気づいた。かばんをいくらひっくり返しても出てこないし、前の晩泊めてもらった友人宅に連絡してもないという。どこかでなくしてしまったんだと、がっかりして空港のカウンターへ行き事情を話したら、パソコンの端末を操作していた担当者が、「新宿署へ落し物として届いているようですよ」と言うではないか。その前日、新宿近くで女性シェルターの職員向けにPTSDのレクチャーをしたのだが、その前後にどこかで落としたらしい。幸い出発時間までにだいぶあったので、羽田から新宿へ引き返し、無事にチケットを取り戻すことができた。拾ってくださった方は落とし主に連絡先を教えないことを希望したそうなので、私は直接お礼状を書くこともかなわないのであるが、この場を借りてお礼を申し上げたい。本当にありがとうございました。
それにしても、航空券ってなくしたら購入し直さないといけないんですね。すぐに再発行くらいしてくれるだろうと思っていた私は甘かった。私は忘れ物、落し物の名人なのであるが、これからはもっと気をつけよう。余計な出費をまぬがれて、私って本当に運がいい。


05年11月29日
別に大した話ではないけれど、今日起こったちょっと残念なというか、混乱した出来ごと。今夜、私の好きな指揮者が振るオーケストラを聴きにいったのだが、何だか不思議なほど音楽に入り込めなかった。素敵だなと思う部分ももちろん所々にはあったのだが、全体としては、盛り上がる場面は必要以上にうるさく感じ、そうでない部分は眠くなり、あまり楽しめなかった。
ところが、演奏が終わるや否や会場は嵐のような拍手と「ブラボー!」の声。観客の反応と私の感じ方があまりに違うので、とても驚いた。音楽に浸れなかったのは私だけなのかしらん・・・。ちょっとショックで、自分なりに原因を分析してみた。
1.大好きな指揮者なので、指揮者を見るのに忙しすぎた。
2.私が疲れすぎていた(今日東京から戻ったばかりなので)。
3.曲がたまたま私の好みではなかった。
4.そのオケの持ち味が私の感覚に合わなかった。
5.指揮者の曲の解釈が私の感覚とちょっと違っていた。
・・・何が理由だったのか、本当のところは良く分からない。ひょっとしたら私は、音楽に神秘体験や癒し的なものを求めすぎているのかもしれないけれど、私にとって音楽はとても大切なものなので、高いお金を払って行ったコンサートに入り込めないというのは、ちょっと悲しいことだった。まあ、音楽に限らず、芸術の受け止め方というのはとても個人的なものだから、別にみんなが感動したコンサートで私1人だけ感動できなかったとしても、それによって自分の感覚を疑おうとはもちろん全く思っていないが。逆の場合だってあることだし。
今日の収穫は、会場で配られたちらしで、私の好きな別の指揮者が1月に来札することを知ったことである。またひとつ楽しみが増えた。たとえ期待外れに終わることがあっても、音楽が私の生活の大切な一部であることには変わりはない。次の生演奏を楽しみに待ちたいと思う。


05年11月20日
アメリカから昨夜戻った。札幌はみぞれ混じりの天候で、留守にした2週間の間にぐっと季節が進んだのを実感した。長い長い冬がこれから始まる。ベイエリアの温暖な気候に甘やかされた身体には少しきついかもしれないけど、北海道の冬ほど美しいものはそうそうないから、他の季節と同様、冬も満喫したいものだ。
今回の渡米は、研修やら何やらで中々忙しかったが、いつもにも増して祝福に満ちた旅だった。長旅で身体は疲れているが、心はとても穏やかで充実している。この状態を少しでも長く保ち、この場所で私ができることをやっていこうと思う。

05年11月1日
11月になりました。地球温暖化のせいか、私が記憶している10年前の札幌の11月よりもずっと暖かく、何だか変な感じです。明日札幌を離れ、4日から19日までまたアメリカに行ってきます。戻る頃にはさすがの札幌も寒いことでしょう。今回の渡米は結構あわただしいスケジュールなのですが、元気に行って、元気に帰ってきます。11月下旬にまたお会いしましょう。

05年10月31日
先週オペラに参加したせいかもしれないし、かかりつけの歯医者さんでクラシック談義に花が咲いたせいかもしれないが、ここ数日、普段にも増してクラシック三昧の私である。昨日は一日、チャイコフスキーの5番にはまっていた。今日はワーグナーの「さまよえるオランダ人」。思えば、サンフランシスコのオペラハウスでさまよえるオランダ人を聴いたのは、去年のちょうど今頃だった。永遠の愛によって救われる、呪われた男の物語。今日は何故か、聴きながら音楽が全身に突き刺さってくる。まるで体全体が耳になったかのように、普段よりもずっと深い部分に音楽が入ってくる。やっぱり秋は芸術に優しいのだろうか。それともこれは偉大なワーグナー先生のお陰かしら(笑)。ともかく、秋の夜長は大好きだ。


05年10月30日
アメリカの友人たちから学んだことは数多いが、そのひとつが、彼らの励まし上手ぶりである。昨日ある友人から届いたメールは、私を本当に元気にしてくれた。送ってくれたのは、私よりずっと年上の女性で、私にとっては、ポジティブなアメリカ女性の権化のような人だ。彼女は最近、元夫をがんで亡くしたばかりだが、今度はお母さんががんで死にかけているので、母親を看取るため、現在カリフォルニアとオレゴンを行ったり来たりしている。私がその彼女に出した見舞いメールの返事は、「まあ、あなたにもいろんなことが起きているのね。人生は続いていくか?イエス。こうした体験をくぐり抜けて私たちは強くなるか?イエス。こうした困難は私たちに自分の深いところとつながることを思い出させてくれるか?願わくは。愛とハグをこめて」というものだった。何て簡潔で、力強いメッセージだろう。私もこんな言葉で人を励ませるような人間になりたい。
彼女に限らず、普段は離れていて会えないし、めったに連絡も取らないが、心はつながっていると思える友人たちが私にはアメリカやヨーロッパをはじめ、各地にいる。こんなに幸せなことがあるだろうか。以前も書いたような気がするが、友は何よりの財産だ。そういう意味では、私は世界でも有数のお金持ちかもしれない(笑)。


05年10月28日
ついにこの日が来てしまった。今年は、できるだけ長く暖房なしで過ごそうと試みていたのだが、昨夜、ついに肌寒さに負けてほんの一瞬ストーブをつけてしまった。11月までは暖房なしで過ごしたかったのだけれど・・・初雪が降るのも、もう間もなくだろう。
札幌のような四季がはっきりした場所に住むメリットは、一瞬一瞬を愛おしむようになることだと思う。最近の私は、短い紅葉を楽しむために寸暇を惜しんで散歩に出かけ、積雪で乗れなくなる日も近い自転車でどこへでも出かけている。そのたびにこの瞬間の紅葉を美しいと思うし、今乗れる自転車の有難みを感じる。人間なんていつ天に召されるのか分からないのだから、本来ならこうして何事も大切にその瞬間を生きなくてはならないはずなのだが、残念ながら私もすぐにそれを忘れてしまい、今のところ一瞬を愛おしんでいるのは季節に関してだけである(笑)。ともあれ、今年の札幌の秋は本当に暖かく美しかった。まるで久しぶりに日本に住む私を歓迎してくれているようである・・・と、すぐ自分に都合良く物事を取る私って、ある意味本当に幸せな奴だ(笑)。


中島公園の白樺もきれいに色づいてます。


05年10月23日
今夜の私は、少しハイかもしれない。今日、北海道二期会のオペラに、合唱隊の一員として参加した。私はオペラが大好きなので、その他大勢の1人にすぎなくても、ここ一週間は連日のリハーサルで毎日生のオペラを聴けてこんなに幸福なことはなかった。本番も素晴らしかった。私が合唱隊を務めたのは、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」というオペラだが、連日この曲に接しているうちに、私の中で最も好きなオペラの歌曲になってしまった。するめのように、噛めば噛むほど味わいのある曲である。またひとつ好きなものが増えて幸せだ。ちなみに指揮は、今を時めく西本智実さん。本当に美しい方でした。
ハイついでに、恥ずかしくてプロフィールには載せていないが、私の好きなものを並べてみる。暮らしの手帖(雑誌)。ラフマニノフのピアノコンチェルト2番。チャイコフスキー、バッハ、ワーグナー、ベートーベンと、中世の教会音楽。スープカレー。猫。カポーティの「A Christmas Memory」(これは原書で読むに限ります)。バチカンのシスティナ礼拝堂。マグリットの絵(部屋にかけたくはないですが(笑))。ハーブティー。映画「初恋のきた道」。・・・他にももっともっと好きなものはあるけれど、とりあえずはこのくらいで。・・・好きなものからその人となりが分かるとしたら、私って一体どんな人間なんだろう(笑)。


05年10月18日
昨夜遅く東京から戻った。今回東京ではいくつか用事があったのだが、ハイライトはやはり、土曜日のワークショップである。前回札幌で開催したときもそうだったが、どうしてこんなにと思うくらい、参加してくれた方が素敵な人たちばかりで、とても柔らかなエネルギーに満ちた素晴らしい一日になった。あのワークショップで一番癒されたのはたぶん私である(笑)。参加してくださった皆さんに、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
土曜日は、ワークショップの昼休みに行ったカレー屋さんに
竹中直人がいるという素敵なおまけまでついた。本物の彼は、テレビで見るよりずっと素敵でした。芸能人慣れしていない私は、じろじろ見ないようにするために沢山の努力が必要でした(笑)。
・・・と、とても楽しかった東京滞在だが、やっぱり一番うれしいのは札幌に戻ったことである。東京から戻ると、札幌の美しさが目に染みる。今日もこれから散歩に行ってきます。


05年10月12日
札幌の秋があまりにも美しいので、さすがの私も出不精を返上して、天気の良い日はよく中島公園に散歩に出かける。春にはそれほどこの公園の良さを感じなかったが、秋に来るとしみじみ良い所だなと思う。そこにいる人たちがそれぞれ幸せそうなのも、見ていて楽しい。水鳥にえさをやるおじいちゃんと孫娘、1人ベンチに座って本を読む女性、自転車に乗った高校生のカップル、犬の散歩中の人、みなくつろいだ良い表情をしている。先日は中年の男性が、紅葉を眺めつつ1人で微笑みながら歩いているのに出くわし、「ほんと、ここって、いるだけでにこにこしちゃうよねー」と我が意を得たりという感じだった。私も同じような表情で歩いているに違いないから。帰りがけに、古い商店街のちいさな和菓子屋さんで草もちを買ったりするのも楽しい。素敵な場所にいられて、そしてそれを楽しめる余裕があって幸せだ。


05年10月9日
はやばやと、来年の手帳を買ってしまった。ここしばらく、年が変わってからあわてて探したりするのが普通だったのだが、昨日たまたま立ち寄った文房具屋に来年の手帳コーナーがあり、ぱらぱら見ていたら結構使いやすそうなものがあったので買い求めた。
思うに、これまでぎりぎりにばかり手帳を買っていたのも、アメリカ製の手帳があまり種類もデザインも豊富でなく、選ぶのがそれほど楽しくなかったせいもあるかもしれない。ここ5年ほどは、ずっと同じメーカーの同じ手帳を使っていた。それが特別気に入っていた訳ではなく、それくらいしか使いやすいものが見つからなかったからである。久しぶりに日本の手帳を買ってみて気づいたが、日本のものは電車の路線図やら年齢換算表やらサイズ表やらが載っていて、とても便利だ。時にサービス過剰な点はあるものの、概ね使う人の側に立って作られているのが日本の製品の良いところだと思う。丁寧に作られているのが伝わってくる商品って、使っていても気持ちが良いものですよね。ちょっと来年が楽しみだ。


05年10月6日
今年の北海道はさんまが豊漁らしい。昨日新聞に入っていたスーパーの折込広告には、さんま一尾33円と出ていた。こんなに安くて、漁師さんたちは大丈夫なのかしら。どうも私は昔から、こうやって他所様の商売のいらぬ心配をするくせがある。学生時代住んでいた下町の商店街(阪急石橋)に、卵の専門店があった。卵屋なのでもちろん、タマゴしか売っていない。すぐ近くにスーパーがあったから、普通の人はそちらで卵を買うだろうし、その卵屋に出入りしている人を見かけた覚えもないので、一体誰がこの店を利用しているのか、お店はつぶれないのだろうかと、1人でいろいろ心配したものだ(そのくせ、自分では恥ずかしいからその店を利用したことがない)。今でもふと、あの卵屋さんはどうなったのだろうと考えることがある。ほんとに世の中の経済のしくみって分からない。私も「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
でも買って勉強した方がいいのかも(笑)。

05年10月4日
ちょっと探している本があったので、札幌有数の大型書店へ行ってきた。ここはCDショップやドーナツ屋さんや文具売り場も備えた、唖然とするほど大きな郊外型書店である。最近本はほとんどインターネットで購入しており、書店に足を運ぶのは久しぶりだったのだが、本棚の合間をうろついているうちに、あまりの情報量の多さに頭がくらくらしてきてしまい、結局何も買わずに出てきた。最近はテレビもケーブルなど多重チャンネルが当たり前の時代になっているが、選択肢が多すぎるのって、かえって不自由なことじゃないかなと思う。人間が選べるものの数なんてたかが知れている。あまりに巨大で清潔な本屋をさまよいながら、以前この欄にも書いたことのあるサンフランシスコの古本屋さんをなつかしく思い出した。札幌にだってたくさん古本屋はあるのだから、今度はそちらへ行ってのんびり本を探してみよう。B××KO×Fだってあることだしね。


05年7月〜9月の日記

05年4月〜6月の日記

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